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【つぶやき】「よかれと思ってやったのに」男がやりがちな失敗のわけは?

2019年12月17日
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つぶやき
おはようございます。

実は先日こんな本を図書館で借りました。

よかれと思ってやったのに 男たちの「失敗学」入門 [ 清田隆之(桃山商事) ]

価格:1,540円
(2019/12/12 07:24時点)




著者の清田さんは、「恋バナ収集」というちょっと変わった活動を行うユニット、「桃山商事」の代表を務めています。
(最初見たとき、そういう名前の会社かと思った(笑))

これまで約1200人の失恋話や恋愛相談に耳を傾けてきた…とのことですが、
なんと清田さん、大学時代からそういう活動をされてきたということです。

そして、そこから見える恋愛とジェンダーの問題をコラムやラジオで発信されている、とのこと。

そんな清田さんの書かれたこの著作。

ちらちら拾い読みでもいいかな~、つまんないかな、と思いながら読んでみると、


まあ~面白いこと面白いこと!


・小さな面倒を押し付けてくる男たち

では、

・衣類の置き場所を覚えない夫
・「ティッシュある?」「ハンカチある?」と聞いてくる彼氏
・旅行の手配などを嫁にまかせっきりな夫


身に覚えはありませんか?

どうも、それは、

・小さな面倒を回避する姿勢=「楽したい」
・他人事感と性別役割分業意識=「それは妻、女の仕事だ」

によるものらしいです。
(あ~、つくづく耳が痛い(/_;))

この「小さな面倒」ですが、


・何事も適当で大雑把な男たち
・仕事とプライベートで別人のようになってしまう男たち(家だとだらしない旦那)

でも、一つの要因となっているようです。



中でも、一番厄介なのは…

・何かと恋愛的な文脈で受け取る男たち

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小見出しに、
「絶対しない」と言い切れる男性はどれだけいるのか

とありますが、


至極ごもっとも(笑)


・職場の男性を褒めたら、「俺に気があるのでは?」と勘違いされた。
・取引先のクライアントと仕事の打ち上げで食事に行ったら、いつの間にか口説かれていた。
・2人きりになったとたん、「オトコ」を出してくる仕事相手がいて困っている。

などなど…


あ~、耳がブチ切れるように痛い(自爆)


実はうのっち、相当に惚れやすいヤツで、
20前半の独身時代、同僚に勝手に恋心を抱いて、勝手に玉砕したという苦い経験があります。


別に恋愛的な文脈で勘違いした…ということではなく、
勝手に恋心を抱いたというだけなのですが、


確かに、そういう恋愛的な文脈で、
「お、もしかして俺に気があるのか:;(∩´﹏`∩);:」

なんて勘違いを起こしてしまう危険性は大いにあります。


では、なんでそういう勘違いをおこしてしまうのか…という要因ですが、


①性別意識に囚われている
②恋愛的な自己評価が低い


この2点といいます。


①に関しては…

本来は、会社の同僚、部下、後輩という「主目的の元に集まった人間同士」というのが原則です。

だがしかし、そこに性別意識を持ち込む人は少なくないようで、
仲間という前に「女の子」と見てしまい、自身も「男性である」という意識を持ってしまいがちになります。

その中で、仕事で褒められたり、評価を受けたことを、

さも「男として評価された」と受け取ってしまう…というわけです。



やべ~、俺や(笑)


②についても、

分かりやすく言うと、90年代の人気合コン番組「ねるとん紅鯨団」テーマソングの歌詞のような、

「男なら当たって行け~
女はただ寝て待て」

という、

「男=お願いする側、女=お願いされる側」

という図式が一般的なイメージだと思います。


と考えると、男性側としてはなんとなく「下のポジション」に置かれているような感覚があるんじゃないか。


だからこそ、
女性が何気なく褒めたつもりでも、男性側からすると、
「普通なら褒められることもないのに、わざわざ褒めてくるということは…脈アリってことか(≧▽≦)」

という受け取り方になるというわけですね。


大事なのは、
「関係性の枠組みをはみ出さない」


仕事で褒められたなら、そのままの意味でまっすぐ受け取る。

仕事の打ち合わせでランチをするなら、基本的に仕事の話について語りあう。

取引先、クライアントの立場を利用して口説いたり、男女関係に持ち込むなんてもってのほか!



ということですね~



それにしても、この本借りてよかったな。
メカラウロコな話ばかり。


もしよろしければぜひ買ってみてくださいませ。
読んでみれば、
「うちの旦那ってどうしてこうなん!」
「職場の男どもって、どうしてどいつもこいつも…」
的なイライラ、モヤモヤが緩和されるかもですよ~!

よかれと思ってやったのに 男たちの「失敗学」入門 [ 清田隆之(桃山商事) ]

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mekarauroko2015
Posted by mekarauroko2015
吉井和哉さんとイエモン、そして日々の読書をこよなく愛する読書シンガー「うのっち」
現在、THEYELLOWMONKEYコピーバンド「thebridge」でVoを担当。
その傍ら、音楽仲間とアコースティックユニットを結成するなど、幅広く活動しています。
バンドネタ、音楽ネタ、ライブイベントのレポと、
ビジネス、心理学、成功哲学などの実用書中心の書評と名言を中心に記事を書いています。
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