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【歴史】歴史上の人物で日本嫌いはほとんどいない!?つい、やってしまいがちな「後出しジャンケン」とは?

2019年11月24日
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歴史・時代劇
おはようございます。

歴史大好きなうのっちでございます。


さて、先日の白駒妃登美さんの講演ですが、

印象的な言葉があります。


それが、「後出しジャンケンをしない」という言葉。

どういうことかというと、

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この本にも書いてありますが、

私たち現代に生きている人間は、歴史上の人物のことを、
この人はいい人(社会をいい方向に導いた人)、この人は悪い人(社会に悪影響を与えた人)と、無意識のうちに振り分けていますよね。
「この法令はいい法令で、これを制定した人は素晴らしい」
一方、
「あの制度は民衆の反発を買ってよくなかったから、あの制度を導入した人はダメだ」
というように。
でも、こうした振り分けは、言ってみれば、「後出しジャンケン」ですよね。その後の結果を知っているから、私たちはそういうことが言えるわけです。
(本文p40)



確かに。


歴史上の人物を見る上で、やはりどうしても無意識にそういう振り分けしてしまいますよね。


例えば、
来年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀。

前半生を知る資料が無く、謎に包まれているうえに、
「本能寺の変」での、「主君を討ち取った裏切り者」のイメージが拭えない…という方も多いんじゃないかな~


法令…で言えば、徳川綱吉の「生類憐みの令」が良い例ではないかと。

あれほど、後世から「悪法」と言われる法令は無いんじゃないかなと思う。



しかし白駒さんは、

その当時の為政者がその法令を考えたとき、
日本が嫌いで、「この国をめちゃくちゃにしてやろう」って思った人は、恐らく一人もいないんじゃないかと。
彼らなりに「日本をもっと良い国にしよう」と思ってつくっただけで、その結果が裏目に出ただけ。

そう考えたら、

徳川綱吉にしろ、または、終戦後戦犯として処刑された東条英機にしろ、
やったことは褒められることではないけれど、
決して「日本を壊そう、民衆を苦しめよう」と思ってやったことではないんじゃないか…



白駒さんの話を聞いて、俺はそう感じました。


その出来事に対して、良いか悪いかを分析するのは大事だが、
「その人の思いは、決して非難されるものではない」ということを汲み取れる優しさを持ちたい…


そんな白駒さんの思いに、心が温まる思いのうのっちでした。



いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>



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mekarauroko2015
Posted by mekarauroko2015
吉井和哉さんとイエモン、そして日々の読書をこよなく愛する読書シンガー「うのっち」
現在、THEYELLOWMONKEYコピーバンド「thebridge」でVoを担当。
その傍ら、音楽仲間とアコースティックユニットを結成するなど、幅広く活動しています。
バンドネタ、音楽ネタ、ライブイベントのレポと、
ビジネス、心理学、成功哲学などの実用書中心の書評と名言を中心に記事を書いています。
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