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【つぶやき】~福沢諭吉~与えられた環境こそが、まさに最高の土壌!

2019年07月11日
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つぶやき
おはようございます。

突然ですが!

みなさんは「福沢諭吉」さんをご存知でしょうか?


まあ、当然知ってるわな。
現一万円札の顔であり、名著「学問ノススメ」の著者であるわけだし。
知ってて当然…なのだが、

中津藩出身で、下級武士の次男坊である…ことまでは知っている方はなかなかおられないと思う。
(歴史好きの俺もつい最近知った(笑))



中津藩とは、九州は今の大分県中津市を中心に治めていたという、
わずか10万石あまりの小藩。


幕末維新の時も、薩摩や長州などにくらべ存在感が薄く、いわゆる「平凡」な藩。
しかも、その平凡な藩の下級武士の次男坊なんだから、これもまたパッとしない。



しかし、ひすいさんは、


「諭吉の人生において、中津藩こそが最高の場所」
だと述べています。

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感想(2件)





もし、薩摩や長州に生まれていたら、政治の道に引っ張られるだろうし、
藩士の教育に熱心でない藩に生まれていたら、緒方洪庵の「適塾」での勉強や、
咸臨丸への乗り込みもなかったかもしれない。

ところが、中津藩は学問重視の気風であり、
そのことが、新しい日本をつくるうえで必要な知識を身につけられた。



とひすいさんは書いています。



また下級武士の次男坊という点も、

次男坊ゆえに行動の自由がきくし、
何より身分制度の限界を感じることが出来た。

それが、あの名言

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」




に繋がったのだろうなと。



その点を踏まえて、

ひすいさんは、
「与えられた環境こそが、実は自分という種を生かすのには、最高の土壌なのだということです。
自分のいま置かれている環境が、たとえ気に食わないとしても、一生というスタンスで眺めたときには、そこに意味があると」


と述べています。


俺が住んでいるのは、富山市でも高岡市でもない、都市部から離れた南砺市という場所。
しかも、その南砺市でもさらにハズレの、田園風景が広がる片田舎です。



今の時期は水田管理しなきゃならんし、


一見めんどくさいことばかりで、


たまに、
「ほかの音楽仲間みたいに高岡や富山の都市近郊にいたらな~」
「ライブ見るのもふらっと寄れて、軽く一杯出来て…」


なんて思ってしまいます。



でも、福沢諭吉のこういうのを見ると、


「自分の置かれている環境をもっと信頼していいのかな」



と思わせてくれます。


もし、皆さんの中で、自分の置かれている環境に納得いかない方もいるかもしれないんですが、

皆さんがそこにいることには、必ず意味があると思います。


そう思って、受け入れることが一番いいのかなと思いました。





いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>



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mekarauroko2015
Posted by mekarauroko2015
吉井和哉さんとイエモン、そして日々の読書をこよなく愛する読書シンガー「うのっち」
現在、THEYELLOWMONKEYコピーバンド「thebridge」でVoを担当。
その傍ら、音楽仲間とアコースティックユニットを結成するなど、幅広く活動しています。
バンドネタ、音楽ネタ、ライブイベントのレポと、
ビジネス、心理学、成功哲学などの実用書中心の書評と名言を中心に記事を書いています。
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