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福田雄一が他の監督・演出家と決定的に違う点(!?)とは?

2019年01月14日
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つぶやき
おはようございます。

性懲りもなく(笑)前回記事の続きです。

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感想(9件)




前回では、「福田監督、大ヒットの裏側に…」という記事を書きましたが、


「裏側って…これっぽっちだけかよ!」(笑)


というみなさんのつぶやきが聞こえてきそうなので…
今回は前回に書ききれなかった内容を話したいと思います。


メイキングシーンを見て思ったのが…

前回記事にも書きましたが、現場が本当に楽しそうなんですよね~(;^ω^)



なんでかな~と考えると…


福田監督、本当に怒らないんですよ。見てて。


日本の監督さん(角川春樹さん、園子温さん)など、

終始現場がピリピリしてて、
俳優さんが自分の思った演技が出来てないと、
「学芸会じゃねんだよ」
「おまえなんか俳優辞めちまえ」
と厳しい言葉を投げつけ、

じゃあ、どこが悪いと俳優が思って疑問を投げかけても、
「そんなの手前が考えろ」
と答えない…


どうもそんなイメージがあります。
ほんと、
今でいうパワハラじゃねえかよ!
とも思いますがね。


いや当然、それで演技が磨かれて、大女優、名俳優になられた方もいますし、
名作も多数生まれたこともありますが…


どうも俺的にキツイなあと思う。
(間違いなく俳優なんて出来ないと思う)


しかし福田監督は、

メイキング見ても怒ってるとこ見たとこない。



演技の指導もこと細かいから、俳優自身が監督の意図を読めず悩むこともなく、
俳優も的確に、しかも楽しんで演技ができる。

橋本環奈ちゃん演じる「神楽」が、炊飯器のご飯を気が付けば全部食べて自分で驚く、というシーンがあるけど、
それも、驚き方(変顔)指導を細かいところまでしていました。

その指導してる監督の姿すら笑えるから…

悪ふざけがすぎるというか、
遊び心ありすぎというか、

本当に笑いが絶えない現場なんだな~と感じました。

それでいて、

橋本環奈ちゃんが、銀魂2パンフの中で、
「福田監督もスタッフも、並大抵のことでは笑ってくれないから…」と言っていたり、
ムロツヨシも、
「福田組は特有の、「何度もやらしてくれない」緊張感があり~」と語っているなど、

楽しい現場の中にあっても、独特な緊張感もあって、


それが、この大ヒット映画を産む大きな力になったんだろうな、と考えてます。

さらに、俺が感じたのは、

「ヒール役を最後までヒールにしない」というとこ。

銀魂2のヒール役、三浦春馬演じる「伊東鴨太郎」も、
「今日から俺は」のヒール役、磯村優斗演じる開久高校のナンバー2、相良も、

憎っきヒール役にもかかわらず、心揺さぶられるところもあって、


相良の、
「俺がどんな思いで開久のトップに上り詰めたか…」
と三橋(賀来賢人)をボコボコにするシーンも、
何故か相良目線になってしまいました。

この後のエンドロールで、OP曲の「男の勲章」が流れるんですが(三橋と伊藤がVoしてるライブ映像のやつ)、
そのときに開久の2トップ(片桐・相良)にノリノリでライブ見てるシーンがあってがなんとも楽しい。

こういう「大団円」なエンディング、平成の時代でなかなか見ないよな。


銀魂2パンフで三浦春馬が、
「この福田監督が本当に自分たちのことを思ってくれて、悪いようには絶対しない監督だ」
と小栗旬に言われた、というエピソードを語っていて、

ここまで役者に愛されるのは、監督冥利に尽きるよな~と感じました。


ということで、

月並みなんですが、

福田さんの、役者や作品への愛情が半端ないんだろうなと思います。
だから役者側も、「福田さんに笑ってほしい」と振り切った演技ができるんでしょう。


それが極上のエンターテイメント作品であり、
老若男女問わず、親子そろって楽しめるツッパリドラマ、

を産んだんだろうなと。



やはり、愛は偉大なんやね。




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mekarauroko2015
Posted by mekarauroko2015
吉井和哉さんとイエモン、そして日々の読書をこよなく愛する読書シンガー「うのっち」
現在、THEYELLOWMONKEYコピーバンド「thebridge」でVoを担当。
その傍ら、音楽仲間とアコースティックユニットを結成するなど、幅広く活動しています。
バンドネタ、音楽ネタ、ライブイベントのレポと、
ビジネス、心理学、成功哲学などの実用書中心の書評と名言を中心に記事を書いています。
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