FC2ブログ

【一日一言名言】「両親は、この世で最初の友達」西沢泰生

2018年06月12日
0
0
一日一言名言(作家)
おはようございます。

皆さんもご存じだと思いますが…

死亡の5歳、ノートに「おねがいゆるして」両親虐待容疑


これほど悲しい事件があったでしょうか?


心が痛む…とか、それどころでなく、
心そのものをえぐり取られるような…

とにかくつらい事件でした。


なんであんな非道なことができるのでしょうか?


俺も子供が小さい時には、
いらだちのあまりひどい事をしそうになったことはあります。


しかし、今回はあまりに行き過ぎで、
なんであんなに可愛い子に「鬼すら反吐を掃きそうな地獄の所業」ができるのか、
俺には理解出来ません。


そんなときに惹かれたのが…


夜、眠る前に読むと心が「ほっ」とする50の物語 西沢泰生・著
文庫: 232ページ
出版社: 三笠書房 (2015/7/29)
言語: 日本語
ISBN-10: 4837967590
ISBN-13: 978-4837967590
発売日: 2015/7/29



この本の中で、
「ぼくのパパは死んだ」という衝撃的な見出しが。

イギリスでは、家族で食事をとるのが当たり前で、
仕事で忙しい父親も、友人との付き合いのある子供も、
自宅にいったん帰って食事をとる、
といいます。


そうやって家族の絆を強くして、子供が大学生になるころには
「対等な大人同士」という関係を築いていくのがイギリス流の子育て

(p212)




しかしながら、どこの家庭もそういうわけにはいかないようで、

この本に出てくる少年は、あまりに父が多忙過ぎて、
少年が所属すサッカーチームの試合を見に来てくれませんでした。

そこで少年は、

「ぼくのパパは死んだ」

とチームメイトに言っていたといいます。


ところが…

ある日のサッカーの試合で、少年がゴールを決めた時、

自分の名前を呼ぶ声が聞こえました。


それは…

まぎれもない、自分の父親の姿でした。


この、たった一度の出来事が、父親への不信感を消しました。

その後、少年は成長し、大学進学と共に実家を離れていきます。が、
父親との関係は良好で、

実家に帰ってくると、父親とパブへ出かけるなどしていたと。
(こういう関係が羨ましい~)

しかしながら、

その父親は突然の病でこの世を去ります。

その時、かつての少年は、

「いつの間にか父親が、自分にとってかけがえのない友人になっていた」ことに気付くのでした


そこで西沢さんの名言。
「両親は、この世で最初の友達」

人は生まれる前、「あの両親の元に生まれよう」と選んで生まれてきている、と西沢さんはいいます。


それを忘れて、
児童虐待を繰り返すということほど、哀しい事はありません。


しつけも大事でしょうが、


まずは、
の世で最初の友達として、子供に寄り添って育む

それが大事なんだと考えています。


友達に暴力をふるえますか?

心無い暴言を吐けますか?



そう考えてみればいい。



この世から少しでも児童虐待が減りますように…







いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>



http://fanblogs.jp/vermilionhands2015/category_7/過去の読書記事(ファンブログ)はこちらから





アンケート回答のみで月1500ポイントってあり得る?(#^.^#)スキマ時間で楽しくポイントGET|マクロミルをお勧めします。




mekarauroko2015
Posted by mekarauroko2015
吉井和哉さんとイエモン、そして日々の読書をこよなく愛する読書シンガー「うのっち」
現在、THEYELLOWMONKEYコピーバンド「thebridge」でVoを担当。
その傍ら、音楽仲間とアコースティックユニットを結成するなど、幅広く活動しています。
バンドネタ、音楽ネタ、ライブイベントのレポと、
ビジネス、心理学、成功哲学などの実用書中心の書評と名言を中心に記事を書いています。
皆さま、よろしくお願いします<(_ _)>

良い記事と思ったら、お気軽にシェア等してくださいませ!

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply