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【読書記事】「人生が変わる・お金と会社にしばられない生き方」本多信一・著

2016年07月30日
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読書記事・人生哲学
おはようございます。

いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>

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著名新聞社の社員から、
無料相談人生を選択した著者。
お金や出世だけではない、「自分の決めた道」に進みたいというあなたには必見かも!


今回紹介するのは、

人生が変わる お金と会社にしばられない生き方本多信一・著
単行本(ソフトカバー): 239ページ
出版社: PHP研究所 (2013/3/15)
発売日: 2013/3/15

とまあ、ちょい古めの本です。

この著者の本多さん。
昭和16年生まれという、かなりの高齢(おそらく76~77歳)
うちの親父とほぼ同世代という方です。

大手マスコミの時事通信社で約6年間働いた後、
無料人生相談の道に飛び込まれたそうです。

なんで寄りにもよって、大手通信社を辞めて、
収入の期待できない無料相談業を始められたのでしょうか?

ほんと、理解できない(苦笑)


本書の冒頭、このようなことを来談者から言われたそうです。
>「本多さんは時事通信社なんていう知名度も高く、高給な会社を辞めて、いったいなんで貧乏な無料相談人生に入ったのですか?
失礼ですが、アホみたいですよ」
と、そんな批判めいた言葉を若い来談者から言われたことがあります。
ご自身が就職に苦労されていたので、そう考えて当然でしょうね。
「ええ、アホなんですけど、私は子どものころから貧しくてもよいから、無料相談人生へ入ると決めていたのです。お勤めは社会勉強のためでした」
と答えていたものですが、納得はしてもらえなかったようです。(p1)

そりゃ、俺でも納得せんわ(笑)


しかし、本多さんの、

・疎開先のお寺で、部屋の主たる青大将と仲良くなる。
・対人恐怖症でも動物と仲良くなることは可能だと知る。
・PTAから退職要求を突き付けられた担任の先生に対し、
 「内気な子どもたちの心がわかる教師として生きてください」
 と、小学生にして助言。
 後日(後刻?)、校長先生に呼ばれ、「先生の辞意を撤回させてくれた」と喜ばれる。

確かに、こんな特殊な経験ばかりでは、「無料相談人生」を志そうというものです。

そんな本多さんの考え方の源は…

古代中国「道教」の始祖「老子」です。

本多さんに言わせると、老子は、

・立身出世を考えない。成功を否定。
・競争よりも共生。
・知識習得こそ愚かである。
大まかにざっくり言うと、このような考え方だといい、

「勉強嫌いで学校嫌い」な本多さんにとって最高の人生指南である、
と感じました。

「お金にこだわらず、自由に生きよう」
(p24)

という発想に至ったのもうなずけます。


本多さんの考え方には、共感できるところもないわけではありません。が、
やはり、
中島薫さんの著作、お金の哲学 (サンマーク文庫)の中の名言、
「お金がないことは不幸ではないが不便である」という言葉が私の中で一番共感できるなあ。

ただ、こういう生き方を45年もの間活動されてきた本多さんは、素晴らしい人物であると思います。


もし、仕事やお金に押しつぶされそうになったとき、
心が病んでしまうと思ったとき、
是非本書を一読ください。

こんな生き方もあるんだよ。
そう思えば、きっとあなたの心もワクワクしますよ~♪

人生、どう生きるかはあなた次第。
あなたが、どうすれば楽にいきられるのか、

本書で学んでみては…

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mekarauroko2015
Posted by mekarauroko2015
吉井和哉さんとイエモン、そして日々の読書をこよなく愛する読書シンガー「うのっち」
現在、THEYELLOWMONKEYコピーバンド「thebridge」でVoを担当。
その傍ら、音楽仲間とアコースティックユニットを結成するなど、幅広く活動しています。
バンドネタ、音楽ネタ、ライブイベントのレポと、
ビジネス、心理学、成功哲学などの実用書中心の書評と名言を中心に記事を書いています。
皆さま、よろしくお願いします<(_ _)>

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