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【読書記事】セルフ・イノベーションってなに?「僕はだれの真似もしない」前刀禎明

2016年07月22日
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読書記事・成功哲学
おはようございます。

おはようございます。
いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>

http://fanblogs.jp/vermilionhands2015/category_7/
過去の読書記事(ファンブログ)はこちらから


前アップル日本法人代表が説く、
セルフ・イノベーションの大切さとは?


今回紹介するのは、

僕は、だれの真似もしない
単行本(ソフトカバー): 278ページ
出版社: アスコム (2012/7/23)
発売日: 2012/7/23

ソニー、アップルと世界的企業を渡り歩いてきた、前刀禎明さん。
あの、スティーブ・ジョブスと直に仕事をした数少ない日本人の一人(だと俺は思うのだが)。
前刀さんの初の著作になります。

以前、

5年先のことなど考えるな/前刀禎明【1000円以上送料無料】

価格:918円
(2018/11/4 08:20時点)



という前刀さんの著作を当ブログで紹介したのですが、
(http://bridge2015.exblog.jp/25961680
【読書記事】「5年先のことなど考えるな」前刀禎明・著
)

これまで何度も本の執筆のお誘いをうけたそうですが、何度も断ってきた前刀さん。
過ぎ去った過去をまとめることに、それほど価値を感じなかったそうです。

ところが、
あまりにも自己革新しなくなってしまった日本の現実を前に、
少し考えが変わってきました。
自分がやってきたことや考え方、技術をそのまま伝えることに価値があるとは思えない。
でも、一度もセルフ・イノベーションしたことがないけれど、「変わりたい…」ともがいている人に、きっかけくらいは紹介できるかもしれない。(p23)


と考え方を改められたそうです。

ソニーやパナソニックとアップル。
どちらもすぐれた企業だと思いますが、その中でなぜアップルが秀でているのか?
どちらの企業も、抜きんでているわけでもなければ劣っているわけでもない。

ではなぜか?

それは、アップルは技術をまとめることで、
形を変え、ルールを変え、インターフェースも変えてしまったからです。
(p24)

そして、その基礎となるのが、
セルフ・イノベーションなのだ、と前刀さんは言います。

その結果が、
ipadminiという家電を
「ファッションアイテムとしてコーディネートする」

という、思いもかけないアプローチであり、
日本での成功ということなのかもしれませんね。

印象に残っている言葉があります。

僕はスティーブを尊敬し、彼の死を悼む。
しかし、僕は彼でないし、彼の真似をするつもりもない。
だれの真似もしない。
過去の自分ですら真似ない。
これこそが、スティーブから学んだ一番大切なことです。
(p123)

この言葉、私の心に深く刺さりました。


ただ、この本はちょっと読みづらい!

難しく感じてしまい、
ちょっと飽きてしまうところが難点。


でも良い本だと思います。



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mekarauroko2015
Posted by mekarauroko2015
吉井和哉さんとイエモン、そして日々の読書をこよなく愛する読書シンガー「うのっち」
現在、THEYELLOWMONKEYコピーバンド「thebridge」でVoを担当。
その傍ら、音楽仲間とアコースティックユニットを結成するなど、幅広く活動しています。
バンドネタ、音楽ネタ、ライブイベントのレポと、
ビジネス、心理学、成功哲学などの実用書中心の書評と名言を中心に記事を書いています。
皆さま、よろしくお願いします<(_ _)>

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