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【読書記事】心を病む人を卑怯者扱い?0歳児はほっとけ?賛同できないアドラー心理学!?

2016年06月17日
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読書日記・心理学
おはようございます。


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前回紹介した、アドラーの「100の言葉」
好著である反面…どうしても賛同できないことが…
それは?


前回紹介した、

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉小倉広・著

ですが、

素晴らしい記述もありますが…
どうしても賛同出来ない主張があります。

それは、
心の病、うつ病などは、

「安全地帯へ逃げ込み、ラクをすること」だと。

私の友人は会社で常に良い成績をあげていました。
そして周囲よりも早く管理職に昇進し部下を持つこととなりました。
しかし、名選手必ずしも名監督ならず、自分流のやり方を押し付けた結果、彼は部下から総スカンを食ってしまいます。
やがてそれは周知のこととなります。彼は会社へ行くのが怖くなってしまいました。気が付けばうつ病にかかっていました。

こうして、彼は会社へ行かなくても済む「免罪符」を手に入れたのです。


はあ?

なんだよ、その言い方は!


と私は感じてしまいました。

その書き方も、「自分の意見を勝手に押し付けて、勝手にうつ病になった馬鹿なやつ」
的なとらえ方が透けて見えて、私は不快な思いをしました。




賛同できないところはまだあります。






なんと、
0歳児のころから独り立ちの準備をせよ、というのです。

親が子供を信頼し、独り立ちできるという可能性を信じているならば、0歳児の頃から子供を過保護に甘やかさないよう注意しなくてはいけません。
子供が泣き叫んでかんしゃくを起こしても、それに負けずに、泣きたいように泣かせればいいのです。
そして、おもちゃを与え、一人遊びができるように準備させる。それこそが子供に対する勇気づけになるのです。



…。

小倉さん、それって、
本気で言ってるの?

はあ…

呆れてものが言えない。


それは「勇気づけ」ではない。
単なる「ネグレクト」だよ。

「愛情くじき」に他なりません。

赤ちゃんが泣くということは、不安やさみしさを訴えているわけで、
それをそのまま(いくら一人遊びの準備をしていても)ほっとけば、
それは、自己肯定感の低下につながります。


この言葉を真に受けて、0歳児を「間違った勇気づけ」をしようとするママさんが現れないか心配です(*_*;


声を大にしていいます。


0歳児からの勇気づけ、大間違いですよ~



その点に関しては賛同できませんが、

悪書でないことは確かです(え?矛盾してる?)


アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉小倉広・著



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mekarauroko2015
Posted by mekarauroko2015
吉井和哉さんとイエモン、そして日々の読書をこよなく愛する読書シンガー「うのっち」
現在、THEYELLOWMONKEYコピーバンド「thebridge」でVoを担当。
その傍ら、音楽仲間とアコースティックユニットを結成するなど、幅広く活動しています。
バンドネタ、音楽ネタ、ライブイベントのレポと、
ビジネス、心理学、成功哲学などの実用書中心の書評と名言を中心に記事を書いています。
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