【読書記事】まさに「言葉の断捨離」!「「めんどくさい」をやめました」やましたひでこ・著
2016年05月09日
おはようございます。
いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>
今回紹介するのは、


「めんどくさい」をやめました。――さあ、言葉も片づけてみようか!
やましたひでこ・著
学生時代に出会ったヨガからヒントを得た、
「断捨離」という発想を、最初に世に送り出したのが…
本書の著者、やましたひでこさんです。
ちなみに断捨離とは…
というもの。
言葉はなんとなく知ってはいるのですが、こんな深い意味があるとは思わなかったです。
そして、その断捨離はモノだけではありません。
著者曰く、
「支配」と書くとちょっと恐ろしく感じますが、
それほど、私たちが使う「言葉」は重要だということですね。
そんな言葉を、意識的に選択し選び抜くこと!
それによって言葉の断捨離が出来ると言います。
たとえば、
「めんどくさい」
「つまらない」
「しょうがない」
ついつい言ってしまう方も多いと思います。が、
「めんどくさい」は、自分との関係も、他者との関係も断ち切る言葉。
「めんどくさい」は、命を育むのを放置した言葉。
「つまらない」は、運を捨てる言葉。
「しょうがない」は、命から離れる言葉。人生を停滞させる言葉。
として、三つの言葉の断捨離を勧めています。
「じゃあ、これから先絶対言っちゃダメなの?」
と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
私もそうでしたから…
しかし、
同じ「めんどくさい」でも、
単なる愚痴ではなく、自分の気持ちを見つめ直す言葉として使えば、
「めんどくさい」も、
「踏ん張り時を乗り切るため」の素敵な言葉に変わるんです!
やましたさんは、あとがきでこう言われています。
心にグッと刺さりました。
目からウロコで、心が洗われる気がしました。
中にはキツイ事も書いてはありますが、
とても素敵な本だと感じました。
お薦めの書です。
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断捨離はモノだけではありません。
著者が薦める、いわば「言葉の断捨離」とは?
著者が薦める、いわば「言葉の断捨離」とは?
今回紹介するのは、
「めんどくさい」をやめました。――さあ、言葉も片づけてみようか!
学生時代に出会ったヨガからヒントを得た、
「断捨離」という発想を、最初に世に送り出したのが…
本書の著者、やましたひでこさんです。
ちなみに断捨離とは…
断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。
として不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは一線を引く。
(ウィキペディアより)
というもの。
言葉はなんとなく知ってはいるのですが、こんな深い意味があるとは思わなかったです。
そして、その断捨離はモノだけではありません。
著者曰く、
じつのところ、一番身近な環境とも思える家よりも、もっと身近で切っても切れない大きな影響を受けるものがあるのです。
それは、言葉。
そう、自分がどんな言葉の環境のなかに身を置いているか。
そのことを意識する方がもっと重要なこと。
なぜなら、言葉とは、私たちに「影響」を与えるという以上に、私たちを「支配」してくるものだから。
しかも、そのうえ言葉ほど自覚することが難しいものはないのです。(p14)
「支配」と書くとちょっと恐ろしく感じますが、
それほど、私たちが使う「言葉」は重要だということですね。
そんな言葉を、意識的に選択し選び抜くこと!
それによって言葉の断捨離が出来ると言います。
たとえば、
「めんどくさい」
「つまらない」
「しょうがない」
ついつい言ってしまう方も多いと思います。が、
「めんどくさい」は、自分との関係も、他者との関係も断ち切る言葉。
「めんどくさい」は、命を育むのを放置した言葉。
「つまらない」は、運を捨てる言葉。
「しょうがない」は、命から離れる言葉。人生を停滞させる言葉。
として、三つの言葉の断捨離を勧めています。
「じゃあ、これから先絶対言っちゃダメなの?」
と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
私もそうでしたから…
しかし、
同じ「めんどくさい」でも、
自分の気持ちを知り、自分の気持ちを受け入れることで、
同じ言葉であっても解釈が変わり、その言葉を発するときの気持ちまでかわってくるかもしれません。
(p170)
単なる愚痴ではなく、自分の気持ちを見つめ直す言葉として使えば、
「めんどくさい」も、
「踏ん張り時を乗り切るため」の素敵な言葉に変わるんです!
やましたさんは、あとがきでこう言われています。
私は、めんどうでつまらなくてしょうがない人間になろうかしらと。
「面倒」で「詰まらなくて」「性がない」人間とは、
自分の命の面倒を見て、命のエネルギーを詰まらせることなく流れさせ、
持って生まれた性分にこだわることなく生きていくことのできる人間。
そうなのです。私は、こんな意味を込めてこの言葉たちを使うことも出来るのです
(p183~184)
心にグッと刺さりました。
目からウロコで、心が洗われる気がしました。
中にはキツイ事も書いてはありますが、
とても素敵な本だと感じました。
お薦めの書です。
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