【つぶやき】くしくも過去の大火と同じ日!?最悪の大火事でした…南砺市で8棟延焼
2021年04月16日
おはようございます。
さてさて、
現役の消防団員のうのっちでありますが、
普段めったにブログを書くことはありません。
火災なんて起こってはならないことだし、
一応、活動服を着ている時間は公務員にあたるので、
記事に書くのは控えていました。
しかしながら、今回あまりに酷い火事だったので、記事を書くことにします。
【火災一報…その時うのっちは!】
前日、夜更かししていて、ぐっすりと寝てた俺。
ウトウトしていると…
どこかから、消防ポンプ車らしきサイレンの音。
メールを見てみると…
福光で火災!マジか!
慌てて着替えするも、頭が回ってなくて身支度に時間がかかってしまい、
現場に着いたのは、火災発生から30分近く経ってから。
その移動途中、5キロ以上手前の自宅付近から、火災の巨大な煙柱が見えることから、
そうとう酷い火災であることは想像出来ました。
あと、
消防団の出動には、
「第一出動」と「第二出動」の二つに分かれています。
「第一~」は、地元の分団(福光)のみに対して、
「第二~」は近隣の方面団消防団(例えば城端や福野など)の出動要請。
今回は、第一と第二がほぼ同時に出動要請が掛かることから、
相当酷い火災であることが予想出来ました。
【騒然とする火災現場と中継放水】
現場付近に着いて、地元分団の消防ポンプ車を探す俺。
河川敷に何台も消防ポンプ車が止まっているのを確認して、そちらに近づいていくと…
テッテレー♪
分団ポンプ車発見~♪
ポンプを操作していたのは、うちの分団長でした。
どうやら、火災現場に近い他の分団の消防ポンプ車に中継送水をしているようです。
中継放水とは、簡単に言うと、他のポンプ車に水を送ってあげることで、

小矢部川から水を汲み上げて送水しておりました。

分団長に、「現場見に行ってこい」と言われて、火災現場に足を踏み入れると…
現場は騒然!
焦げ臭さが辺りを漂い、
路上には数え切れんくらいの消防ホースでぐちゃぐちゃになっていて、
所々で怒号が飛び交っております。
俺は、周りに視線を向け、
消火作業の邪魔にならんように、気を配りながら歩いてました。

俺、初めて見ましたよ。
何軒もの家が炎に包まれているのを。
【消火作業に3時間半!これでもし強風が吹いていたら…】
現場では、
ホースが折れ曲がっているのを直したり、
筒先(ホースの先端)の人員のサポートなどしておりました。
水圧が結構掛かってて、とっても重いのよねえ~
しかしながら、
手袋を持ってこなかったのは失敗だったなあと今でも思う。
先頭人員用分しか無いの、すっかり失念してたんよね。
あまりにホースが冷たかったのと、素手では危ないとのことで、
現場を離れざるを得なかったんだよなあ。
今度からちゃんと手袋持つようにしないと…
と、しばらくしてから,
懸命の消火作業により、火の勢いも弱まってきて、
10時半ごろまでは鎮圧~鎮火と相成りました。
第一報から3時間半!
普段の火災であれば、どんなに時間が掛かっても1時間半あれば鎮火するでしょう。
が、それだけ多くの時間を要したということは、どれだけ大規模な火災か…ということです。
8棟延焼という酷い火災ではありましたが、
天然の巨大水利というべき小矢部川からの中継送水により、
放水作業に支障出ることなく鎮火出来たということと、
(数年前の寺火災では、用水にほとんど水が流れてなくて、消火に手間取ったことがある)
第二出動を即決して近隣の方面団より大量の人員を配置出来たから…にあると思います。
しかし、もしこれが強風下であれば…
飛び火でさらなる大火事に…
そう考えただけで背筋が寒くなります。
何かの神のいたずらかわかりませんが、
この火災が起きた4月11日。
くしくも40年前の大火と同じ日付だそうです。
本当に、あの時のような大火にならなかったのが不幸中の幸い。
とはいえ、
今回の火事に遭われた方々には、ご愁傷様です、の言葉しかありません。
皆様、火の元には十分お気を付けください。
いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>

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現役の消防団員のうのっちでありますが、
普段めったにブログを書くことはありません。
火災なんて起こってはならないことだし、
一応、活動服を着ている時間は公務員にあたるので、
記事に書くのは控えていました。
しかしながら、今回あまりに酷い火事だったので、記事を書くことにします。
【火災一報…その時うのっちは!】
前日、夜更かししていて、ぐっすりと寝てた俺。
ウトウトしていると…
どこかから、消防ポンプ車らしきサイレンの音。
メールを見てみると…
福光で火災!マジか!
慌てて着替えするも、頭が回ってなくて身支度に時間がかかってしまい、
現場に着いたのは、火災発生から30分近く経ってから。
その移動途中、5キロ以上手前の自宅付近から、火災の巨大な煙柱が見えることから、
そうとう酷い火災であることは想像出来ました。
あと、
消防団の出動には、
「第一出動」と「第二出動」の二つに分かれています。
「第一~」は、地元の分団(福光)のみに対して、
「第二~」は近隣の方面団消防団(例えば城端や福野など)の出動要請。
今回は、第一と第二がほぼ同時に出動要請が掛かることから、
相当酷い火災であることが予想出来ました。
【騒然とする火災現場と中継放水】
現場付近に着いて、地元分団の消防ポンプ車を探す俺。
河川敷に何台も消防ポンプ車が止まっているのを確認して、そちらに近づいていくと…
テッテレー♪
分団ポンプ車発見~♪
ポンプを操作していたのは、うちの分団長でした。
どうやら、火災現場に近い他の分団の消防ポンプ車に中継送水をしているようです。
中継放水とは、簡単に言うと、他のポンプ車に水を送ってあげることで、

小矢部川から水を汲み上げて送水しておりました。

分団長に、「現場見に行ってこい」と言われて、火災現場に足を踏み入れると…
現場は騒然!
焦げ臭さが辺りを漂い、
路上には数え切れんくらいの消防ホースでぐちゃぐちゃになっていて、
所々で怒号が飛び交っております。
俺は、周りに視線を向け、
消火作業の邪魔にならんように、気を配りながら歩いてました。

俺、初めて見ましたよ。
何軒もの家が炎に包まれているのを。
【消火作業に3時間半!これでもし強風が吹いていたら…】
現場では、
ホースが折れ曲がっているのを直したり、
筒先(ホースの先端)の人員のサポートなどしておりました。
水圧が結構掛かってて、とっても重いのよねえ~
しかしながら、
手袋を持ってこなかったのは失敗だったなあと今でも思う。
先頭人員用分しか無いの、すっかり失念してたんよね。
あまりにホースが冷たかったのと、素手では危ないとのことで、
現場を離れざるを得なかったんだよなあ。
今度からちゃんと手袋持つようにしないと…
と、しばらくしてから,
懸命の消火作業により、火の勢いも弱まってきて、
10時半ごろまでは鎮圧~鎮火と相成りました。
第一報から3時間半!
普段の火災であれば、どんなに時間が掛かっても1時間半あれば鎮火するでしょう。
が、それだけ多くの時間を要したということは、どれだけ大規模な火災か…ということです。
8棟延焼という酷い火災ではありましたが、
天然の巨大水利というべき小矢部川からの中継送水により、
放水作業に支障出ることなく鎮火出来たということと、
(数年前の寺火災では、用水にほとんど水が流れてなくて、消火に手間取ったことがある)
第二出動を即決して近隣の方面団より大量の人員を配置出来たから…にあると思います。
しかし、もしこれが強風下であれば…
飛び火でさらなる大火事に…
そう考えただけで背筋が寒くなります。
何かの神のいたずらかわかりませんが、
この火災が起きた4月11日。
くしくも40年前の大火と同じ日付だそうです。
本当に、あの時のような大火にならなかったのが不幸中の幸い。
とはいえ、
今回の火事に遭われた方々には、ご愁傷様です、の言葉しかありません。
皆様、火の元には十分お気を付けください。
いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>
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