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【気になる言葉】これって、人間関係などにも当てはまる?「歴史は複眼で見る」童門冬二

2020年11月30日
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一日一言名言(作家)
おはようございます。


先日BOOKOFFでこういう本を買いました。

なぜ一流ほど歴史を学ぶのか (青春文庫) [ 童門冬二 ]

価格:825円
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「小説・上杉鷹山」など、
歴史小説やエッセイなど数多くの著作を持つ作家、童門冬二さんの著作です。


「上杉鷹山」は、何年か前に小説版を読みましたが、
筒井道隆さん主演のNHK時代劇を見て、ほっこりしたのを覚えています。
(家臣、佐藤文四郎役の宍戸開さんが、「主君に仕える武骨者」みたいな役柄で良い味出してんだよなあ)


それはそうと…




【何故竜馬はあっけなく暗殺された?歴史を複眼で見てみると…】



実はこの本を読んでみて、

「そういえば不思議だよなあ」

と思ったのが、


首謀者どうこうの前に、


「何故、坂本龍馬は近江屋であっけなく斬られたのか?」


ということ、


寺田屋で多数の幕吏に取り囲まれた時も、
おりょうさんに知らせてもらったという幸運があったにせよ、

すんでのとこで難を逃れているわけだし、


いくら相手が多数とは言え、油断があったにしても、

北辰一刀流の免許皆伝をもつ竜馬が、相手に手傷を負わせず斬られる…って、

不思議ちゃ不思議だよなと。




よく、ドラマや映画では、
盟友で陸援隊隊長の中岡慎太郎と、仲良く歓談していた…という感じに描かれておりますが、


童門さんは、実は「仲良く歓談」していなかったのではと推測しています。




【坂本龍馬と中岡慎太郎、決して仲の良い同志ではなかった?その真相とは?】



坂本龍馬と中岡慎太郎。

同郷の友人であり、かつては土佐勤皇党の党員として活動していた二人。

一般的には「同志」として見られているのかもしれませんが…


討幕に関して、二人にある隔たりがありました。


龍馬は「大政奉還」による平和的な変革を目指していた。

それに対して、.

中岡慎太郎は、あくまで武力による倒幕を推し進めていた、という。


つまり、方法論が全く違うのです。


そんな中岡にとって、龍馬のしたこと(大政奉還)は裏切り行為にも等しいこと。
武力討幕という「振り上げた拳」を下ろす場所がなくなる…というわけです。



おそらく、暗殺されたその日は、

仲良く歓談するどころか、大激論を展開していたのでは…と。


そこで、斬り合いにならぬよう手の届かないところに刀を置いていたので、

刺客との防戦に後れをとって斬られた…と推測するのです。




【「歴史は複眼で見る」…歴史だけではなく、
それって人間関係やみなさんの取り巻くいろんな問題にも言えるのではないか?】





この「歴史は複眼で見る」という言葉ですが、


思うのは、

「それって歴史だけじゃないんじゃね?」

ということです。


特に人間関係とか。




例えば、
会えば仲が良くて、ずっと楽しく話しているのに、

メールやLINEなどでは、あんまりやり取りしてくれない…とか、
コメントを残してくれない…という方がいるします。


もしかすると、時折寂しく感じて、
「本当に向こうは友達と思ってくれているのかな?」

なんて不安になることもあるでしょう。


単純にこんな一面を見ていると、みなさんは


友達として大事に思っていないんじゃない?その人!


なんて思うかもしれません。



でも一面だけではなく、複眼で見ると…



実は、あまりに友達として当たり前すぎる存在に、
甘えているだけなのかもしれないし、

逆に、大事に思うがゆえに「友達としての距離感への配慮」なのかもしれません。


あとは、ただ単に返事したつもりでし忘れてることに気がついてなかったりとか。





そう思うと、一人で悶々と悩まなくてもいいんじゃないかな~(;^ω^)




そういうわけで、
一面だけを見るのではなく、いろんな可能性を考えて複眼で見るのもアリだと思います。



いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>



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mekarauroko2015
Posted by mekarauroko2015
吉井和哉さんとイエモン、そして日々の読書をこよなく愛する読書シンガー「うのっち」
現在、THEYELLOWMONKEYコピーバンド「thebridge」でVoを担当。
その傍ら、音楽仲間とアコースティックユニットを結成するなど、幅広く活動しています。
バンドネタ、音楽ネタ、ライブイベントのレポと、
ビジネス、心理学、成功哲学などの実用書中心の書評と名言を中心に記事を書いています。
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