【今日の言葉】「平凡だけどちゃんと暮らしている自分に、もっと自信をもっていい」斎藤茂太
2020年11月13日
おはようございます。
先日ですが、BOOKOFFでこんな本を買いました。

歌人、斎藤茂吉の長男にして精神科医の、斎藤茂太先生の著書です。
「モタさん」の愛称で親しまれ、2006年に惜しまれつつ逝去されたとのこと。

「モタさん」のエッセイを、絵本の読み聞かせスタイルで朗読する…という番組が、
2012~14年の二年間放送されたNHKワンゼグ放送「モタさんの言葉」です。
【モタさんの言葉とは…】
2012~14年の二年間、ワンゼグ放送で放送された5分間番組、「モタさんの言葉」
しかも、ワンゼグ放送のみならず、同年10月からはEテレでも放送されたといいます。
斎藤先生の死後、このような番組が作られるとは…
これも先生の人徳なのかなと思います。
さてさて、これから書くお話は、斎藤先生・モタさんが受け持った、とある患者さんのお話です。
どうも、最近気分が晴れない。
もしかして、うつなのでないかと。
そんな心の不安を抱えながら、とある男性がモタさんの診察を受けに来たのです。
さらによく聞いてみると…
その患者さん、自分の生い立ちをはなしてくれました。
【自信が持てない、才能がない…その言葉に対しての先生の一言は…
「あなたはすごいですねえ」】
その患者さんはこう言ったのです。
箇条書きにして書くと、
・学生時代から成績はパッとせず、
・就職だって、内定を取れず、今の会社に拾ってもらった。
・仕事の実績もいまひとつ。
・一応結婚はしていて、子供もいて、もっと稼がなくては…と思うも、
これといって才能もないし、自信もない…
要は、自分はダメ男だと。
そう悩む患者さんに、モタさんが言った言葉とは…
「あなたはすごいねぇ」と。
モタさんは言います。
そうではないか。
ズバ抜けて頭脳優秀ではない。
これといった才能や頑健さもない。
それなのに、ちゃんと仕事と家族があり、生活している。
本当にすごいと思うのだ。
と、
【平凡だけどちゃんと暮らしている自分に、もっと自信をもっていい】
モタさんはさらに続けます。
圧倒的多数の人は平凡で、
世間にふれ回るほどの才能やとりえはないのかもしれない。
「でも、そんな自分でも、悪事をなさず、
多少は人さまのお役に立ち、家族と生きている」と思おう。
と、
そして最後は、
平凡だけどちゃんと暮らしている自分に、
もっと自信をもっていい

と。
俺の場合、
ありがたいことに、音楽という趣味があり、
人前で歌わせてもらえたりします。
とはいえ、別に自分の歌唱力に非凡な才能があるわけでもなく、
プライベートでも仕事でも、
抜けてたりドジったり、一つ言われたら一つ忘れたり、
骨なしチキンなヤツ(笑)だったり、
時には、トイレを使い終わったあと、水を流すのを忘れたり(自爆)と。
本当にマダオ(まるでダメなオッサン)なヤツだったりします。
そんな平凡なヤツでも、
嫁がいて、子供がいて、仲間がいて…
俺みたいなのでも、もっと自信をもっていいのかな~と感じました。
いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>

もしこの記事が良いと感じたら、
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先日ですが、BOOKOFFでこんな本を買いました。
![]() | 【中古】モタさんの“言葉” /講談社/斎藤茂太 (単行本(ソフトカバー)) 価格:850円 |

歌人、斎藤茂吉の長男にして精神科医の、斎藤茂太先生の著書です。
「モタさん」の愛称で親しまれ、2006年に惜しまれつつ逝去されたとのこと。

「モタさん」のエッセイを、絵本の読み聞かせスタイルで朗読する…という番組が、
2012~14年の二年間放送されたNHKワンゼグ放送「モタさんの言葉」です。
【モタさんの言葉とは…】
2012~14年の二年間、ワンゼグ放送で放送された5分間番組、「モタさんの言葉」
しかも、ワンゼグ放送のみならず、同年10月からはEテレでも放送されたといいます。
斎藤先生の死後、このような番組が作られるとは…
これも先生の人徳なのかなと思います。
さてさて、これから書くお話は、斎藤先生・モタさんが受け持った、とある患者さんのお話です。
どうも、最近気分が晴れない。
もしかして、うつなのでないかと。
そんな心の不安を抱えながら、とある男性がモタさんの診察を受けに来たのです。
さらによく聞いてみると…
その患者さん、自分の生い立ちをはなしてくれました。
【自信が持てない、才能がない…その言葉に対しての先生の一言は…
「あなたはすごいですねえ」】
その患者さんはこう言ったのです。
箇条書きにして書くと、
・学生時代から成績はパッとせず、
・就職だって、内定を取れず、今の会社に拾ってもらった。
・仕事の実績もいまひとつ。
・一応結婚はしていて、子供もいて、もっと稼がなくては…と思うも、
これといって才能もないし、自信もない…
要は、自分はダメ男だと。
そう悩む患者さんに、モタさんが言った言葉とは…
「あなたはすごいねぇ」と。
モタさんは言います。
そうではないか。
ズバ抜けて頭脳優秀ではない。
これといった才能や頑健さもない。
それなのに、ちゃんと仕事と家族があり、生活している。
本当にすごいと思うのだ。
と、
【平凡だけどちゃんと暮らしている自分に、もっと自信をもっていい】
モタさんはさらに続けます。
圧倒的多数の人は平凡で、
世間にふれ回るほどの才能やとりえはないのかもしれない。
「でも、そんな自分でも、悪事をなさず、
多少は人さまのお役に立ち、家族と生きている」と思おう。
と、
そして最後は、
平凡だけどちゃんと暮らしている自分に、
もっと自信をもっていい

と。
俺の場合、
ありがたいことに、音楽という趣味があり、
人前で歌わせてもらえたりします。
とはいえ、別に自分の歌唱力に非凡な才能があるわけでもなく、
プライベートでも仕事でも、
抜けてたりドジったり、一つ言われたら一つ忘れたり、
骨なしチキンなヤツ(笑)だったり、
時には、トイレを使い終わったあと、水を流すのを忘れたり(自爆)と。
本当にマダオ(まるでダメなオッサン)なヤツだったりします。
そんな平凡なヤツでも、
嫁がいて、子供がいて、仲間がいて…
俺みたいなのでも、もっと自信をもっていいのかな~と感じました。
いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>
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