【訃報】悲しすぎる…「…だから、こんな所で死ぬな(銀魂2)」三浦春馬さん死去
2020年07月22日
おはようございます。
なんて言葉にすればいいか…
それほどの衝撃的な出来事が、くしくも親父の命日の7月18日に起きてしまいました。
あの日、半休を戴いて、午後から出社したのですが、
さあ、帰ろうと車に乗り込んで、スマホの画面を開けたとき、
衝撃的な一文を目にしました。
「三浦春馬さん、死去」
最初、自分が目にしている文章が信じられず、頭の中は、
「え、なんで、何が???」
とパニックに。
俺自身、三浦春馬さんのすげえファン、というわけでもないんだけど、
でも驚くほどショックを受けている自分がいます。
やはり、あの映画を見たからだろうな…
「銀魂2~掟は破るためにある」
主人公、坂田銀時(小栗旬)率いる万事屋と、
近藤勲(中村勘九郎)、土方十四郎(柳楽優弥)、沖田総悟(吉沢亮)ら真選組、
それに、高杉晋助(堂本剛)、河上万斉(窪田正孝)ら鬼兵隊らが加わって、熾烈な戦いが…
とざっくり解説してみたが、
その中に加わるのが、三浦春馬さん演じる、真選組・伊東鴨太郎。

この男、局長の近藤を亡き者にし、真選組を乗っ取る、というヒール役なのだが、
当初、好青年のイメージが強い三浦さんに、このダークな役は合わないんじゃ?と思っていました。
が、それは、原作を知らない(真選組動乱編はあまり見ていない)俺の不徳とするところで、
実際映画を見てみると、
一見、エリート風を吹かせたヒール役に見えながらも、
実はとても不器用で人間臭い人物であることがわかります。
真選組乗っ取りを企てながらも、
幼少期は親ですら認めてもらえず、周囲の学問仲間らにも避けられ、
どこにも居場所を見つけられない、伊東鴨太郎の悲しみ。内面に秘めたナイーブさ。
それを表現できたのも、三浦さんだからだと。
実は、お気に入りのセリフがあります。
劇中、真選組隊士の乗る列車が爆破され、宙吊りになった車両から投げ出されそうになる鴨太郎、
遅い掛かる鬼兵隊のヘリ、
そんなヘリを一刀両断する十四郎。
爆破炎上するヘリから飛び退く十四郎を、寸でのところで捕まえ助ける鴨太郎。
その時のセリフが、
鴨太郎「土方君、実は君に言いたいことが一つあったんだあ」
十四郎「奇遇だな、実は俺もだ」
鴨太郎「僕は君が嫌いだ」
十四郎「俺もお前が嫌いだ」
鴨太郎・十四郎「いずれ殺してやる。
だから こんな所で死ぬな」

相容れない二人ながらも、実はどこかで認め合っていて、
だからこそ、こんなところで死ぬんじゃねえと。
そうハッパを掛けたのかな?
そこに、この二人なりの絆を感じるのだが。
つい、この訃報と重ねてしまいます。
こんなところで死ぬな、と。
最後の、散り際の鴨太郎の笑顔が、
切なくもグッときました。

つくづく、
「死ぬのは役の中だけにしてほしい」(岡田晋吉)と思う。
何があったかも詮索したくないし、情報番組も三浦さん関連のヤフーニュースも見る気はない。
ただただ、故人のご冥福をお祈りしたいと思う。
合掌。
いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>

http://fanblogs.jp/vermilionhands2015/category_7/過去の読書記事(ファンブログ)はこちらから

なんて言葉にすればいいか…
それほどの衝撃的な出来事が、くしくも親父の命日の7月18日に起きてしまいました。
あの日、半休を戴いて、午後から出社したのですが、
さあ、帰ろうと車に乗り込んで、スマホの画面を開けたとき、
衝撃的な一文を目にしました。
「三浦春馬さん、死去」
最初、自分が目にしている文章が信じられず、頭の中は、
「え、なんで、何が???」
とパニックに。
俺自身、三浦春馬さんのすげえファン、というわけでもないんだけど、
でも驚くほどショックを受けている自分がいます。
やはり、あの映画を見たからだろうな…
「銀魂2~掟は破るためにある」
主人公、坂田銀時(小栗旬)率いる万事屋と、
近藤勲(中村勘九郎)、土方十四郎(柳楽優弥)、沖田総悟(吉沢亮)ら真選組、
それに、高杉晋助(堂本剛)、河上万斉(窪田正孝)ら鬼兵隊らが加わって、熾烈な戦いが…
とざっくり解説してみたが、
その中に加わるのが、三浦春馬さん演じる、真選組・伊東鴨太郎。

この男、局長の近藤を亡き者にし、真選組を乗っ取る、というヒール役なのだが、
当初、好青年のイメージが強い三浦さんに、このダークな役は合わないんじゃ?と思っていました。
が、それは、原作を知らない(真選組動乱編はあまり見ていない)俺の不徳とするところで、
実際映画を見てみると、
一見、エリート風を吹かせたヒール役に見えながらも、
実はとても不器用で人間臭い人物であることがわかります。
真選組乗っ取りを企てながらも、
幼少期は親ですら認めてもらえず、周囲の学問仲間らにも避けられ、
どこにも居場所を見つけられない、伊東鴨太郎の悲しみ。内面に秘めたナイーブさ。
それを表現できたのも、三浦さんだからだと。
実は、お気に入りのセリフがあります。
劇中、真選組隊士の乗る列車が爆破され、宙吊りになった車両から投げ出されそうになる鴨太郎、
遅い掛かる鬼兵隊のヘリ、
そんなヘリを一刀両断する十四郎。
爆破炎上するヘリから飛び退く十四郎を、寸でのところで捕まえ助ける鴨太郎。
その時のセリフが、
鴨太郎「土方君、実は君に言いたいことが一つあったんだあ」
十四郎「奇遇だな、実は俺もだ」
鴨太郎「僕は君が嫌いだ」
十四郎「俺もお前が嫌いだ」
鴨太郎・十四郎「いずれ殺してやる。
だから こんな所で死ぬな」

相容れない二人ながらも、実はどこかで認め合っていて、
だからこそ、こんなところで死ぬんじゃねえと。
そうハッパを掛けたのかな?
そこに、この二人なりの絆を感じるのだが。
つい、この訃報と重ねてしまいます。
こんなところで死ぬな、と。
最後の、散り際の鴨太郎の笑顔が、
切なくもグッときました。

つくづく、
「死ぬのは役の中だけにしてほしい」(岡田晋吉)と思う。
何があったかも詮索したくないし、情報番組も三浦さん関連のヤフーニュースも見る気はない。
ただただ、故人のご冥福をお祈りしたいと思う。
合掌。
いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>
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